音楽活動を中心に、ラジオ番組や CM・雑誌などで活躍している弥生さん。凛としながらも、周囲の人たちをほっと和ませる素顔はブログ「YAYOI'S VOICE」の雰囲気そのまま。“お茶はぜんぶ好き”と語る彼女に、子供の頃から飲み続けているというお茶への思い入れから、淹れ方のコツまでをお聞きしました。
何でも「お茶」にして飲んでいました
私は「お茶派」なんですよ。ご飯のときはもちろん、起きてから寝るまで、飲み物といえばお茶です。1日5リットルぐらいは飲みますね(笑)。家族もみんなお茶が好きで、小さいときからお茶を飲んで育ってきたんです。

実家の庭には枇杷(びわ)の木やドクダミ、薬草などが生えていて、それを母親がとりあえず煎(せん)じてみるんですよ。そうすると中には失敗するものもあって、ドクダミ茶はかなりきついものがありましたね、嫌がらせかなっていうくらい(笑)。美味しかったのは枇杷の木の葉っぱで作ったお茶です。オレンジ色のきれいな色が出るんですよ。東京に来てからは、なかなか飲むことができないのが残念です。

小さい頃は、庭の植物を煎じたもの以外では、日本茶をメインに飲んでました。お食事中は番茶とかほうじ茶、しゃきっとしたいときは緑茶といったように、そのときどきで飲み分けて。だからお茶を飲むのは小さい頃からの習慣になってますね。今でもお茶と名のつくものなら何でもとりあえず試してみます。最近多いのは日本茶と中国茶ですね。

お茶は温度にこだわって淹れる
今は、家でいつもお茶を淹れています。お茶を美味しく淹れるコツは、やっぱり温度に気をつけること。お茶の種類によって適温も違うんですよ。中国茶の場合ですと、お湯を入れてから一煎目二煎目は一分、三煎目四煎目は一分半、五煎目六煎目は二分ぐらい待つ、といったように、同じお茶でも何煎目かでお湯を入れてから注ぐまでの時間調節をするものもあります。お茶を注ぐときは最後の一滴まできちんと出しておくと、次の二煎目以降も美味しく飲めます。それをしておかないと、二煎目以降に苦味が出てしまうんです。
中国茶の多様さが楽しい
リラックスしたいときは中国茶。中国茶は作法が細かくあって、淹れるのに時間がかかるんです。飲み始めるとお茶会みたいな感じで1時間ぐらいかかるので、その間は自然とリラックスできるんですよ。

ハマったきっかけは、中国茶を淹れる先生のとの出会いです。「先生」というぐらいだから立派な風貌の固い人かと思ったら、思いのほかラフな方で、その人柄にひかれて(笑)。それまで中国茶について全然知らなかったんですけど、香りや茶器など、楽しみ方がたくさんあることがわかりました。例えば青茶という種類のお茶は、青い器に入れると陶器の土と合って、より美味しくなる、とか。焙煎によってさまざまな飲み方があるんですよ。私もそういうのを楽しみながら、茶器をいろいろ集めてます。
夏でも温かい「お~いお茶」
外に出ているときは、いつも温かい「お~いお茶」を飲んでます。冷たい食べ物や飲み物が苦手で、一口ぐらい食べただけですぐに冷えを感じてしまうので、あとは全部マネージャーさんにスルー(笑)。だから、夏でも温かいのも飲みたくて。「お~いお茶」は夏でも温かいのを売っているのが嬉しいですね。

ジュースやお酒はあまり好きじゃないので、お食事に行っても絶対お茶。量も多くて、お店の人に「すいません、お茶をください」って20回ぐらいおかわりしてしまうので、申し訳ないから今では急須で持ってきてもらっています。結局、急須でも5回ぐらいお代わりしちゃうんですけどね。1日5リットルぐらいっていうのは、本当に、言いすぎじゃないですよ(笑)。
お~いお茶・新俳句をつくっていただきました!
俳句はいくつか考えてきたんだけど、あんまりイケてないんですよ、ほんと(笑)。どれにしよう。どれがいいかな(マネージャーさんに相談する)。じゃあ、これでお願いします。

お~いお茶 水ようかんと 夕涼み

今回お話したこととほとんど関係ないんですけど(笑)。それと実は今回、家族に一緒に考えてもらったのもあるんですよ。お父さんが作ったのが「昼ご飯 妻はセレブで 俺はお茶」(笑)。
【弥生さんおすすめのお菓子】
甘いものは苦手なんですが、和久傳(わくでん)というお店の西湖(せいこ)は、レンコンから作られていることもあってさっぱりしていて好きですね。本店は京都にあるんですけど、私は京都に頻繁に行くので、よくお店に行ってお茶といっしょに食べたり、まとめて買ってクール宅急便で送ってもらってます。一見ようかんにも似てますけど、ようかんの甘さが苦手な人でもこれは大丈夫だと思いますよ。葉っぱに包まれているのも雰囲気がありますよね。